前回のコラムで私が扱ったテーマは、「どのように勉強したらいいですか」というものでした。詳しくは前回のコラムをごらんいただきたいのですが、基本的には「繰り返し同じ問題を解き続ける」というものでした。

だとすると、次に問題になるのは「どのように自分の子供に(あるいは自分自身に)勉強させますか」ということになると思います。

私はいつも生徒たちに「勉強しなければならない理由はいくらでもあるが、やらない理由は三つしかない。」と言っています。それは

 ,瓩鵑匹さい
◆,笋蠅燭ない
 そんなの俺には関係ない

というものです。でも、これって仕方がないことなのです。なぜなら、動物を含めて「種」が真剣に取り組むものというのは基本的に「捕食」と「生殖」だけであって、それ以外の時には「休む」ように「種」自体が設計されているからです。人間についても、多少の例外(恐らくそれは「遊ぶ」ことだと思いますが)こそあれ、大きな変化はありません。本来、「勉強」自体が真剣に取り組むべき対象ではなかった(実際に「勉強=遊びの一種」という扱いを受けていた時代もありますし、人によっては現在でもそう思っている人がいるくらい)のです。

それが大きく変わったのが人を選抜する手段として「試験」というものが1400年くらい前の中国で発明されて、それが世界に広がっていった後のこと。「勉強」する理由がすごく増えた後のことです。そうなると、「めんどくさい」、「やりたくない」は言ってられません。どうやっても、勉強をやらせる(やる)しかないわけです。

私たちの苦労の大半は「勉強のやり方を教える」ことではありません。そのようなものは、もうすでに事実上確立されていて、それを知識として伝えれば良いのですから。むしろ、はるかに大変なのがそれを生徒に実行させることです。本来は真剣に取り組む対象でなかった「勉強」に子供たちを取り組ませなければならないからです。そのなかで、いくつかの方法が作られて、それが実践されています。その方法のいくつかを紹介しましょう。

一つ目は非常に古い時代から行われてきた方法です。それは、「指導される側を徹底的に追い詰めて指導していく方法」です。人によっては「スパルタ式」という人もいるかもしれません。できなかったら、徹底的に罵倒して、あるいは懲罰を加える方法。そうすることで、指導を受ける側に「やらないと大変なことになる」とか、「できなかったら大変なことになる」というプレッシャーを相手に与えて相手に「勉強すべきことをマスターさせる」ことができます。現在でも、軍隊や警察の訓練(とくに「特殊部隊」の訓練の過酷さを知っている人がいるかもしれませんね)や一部の「厳しさ」で有名な学校や塾で採用されています。「徹底的に自己を鍛え上げたい」という願望を持つ人や、「人からの強力なサポートがなければどうしても動けない」という人には今でも使える方法です。

二つ目は比較的新しい方法になります。それは「勉強に対する拒絶反応」を理解した上で、「学習の負担を軽減あるいは抑制しながら」学習に取り組ませる方法です。楽しい授業をして、生徒をその気にさせて、わかりやすい参考書をやらせて、その結果として「自ら机に向かって勉強できる人」を育成する方法です。これが現在最もオーソドックスな方法であり、これができる指導者が「良い先生」、できる学校(塾)が「良い学校(学校)」ということになります。それに成功した学校(あるいは塾)が実際成功した学校(塾)になっていることを考えれば、今もあるいは今後も有効な方法でしょう。そのような学校や塾を探すのは大変ですが、探したならばその指導にしっかりついていってください。

三つ目は最近の方法です。それは「勉強に対する拒絶反応」を理解した上で、その「拒絶反応」を最小化する方法を考えるというものです。学習行為をゲーム化する(そのための学習ソフトはたくさんあります)。「ながら勉強」で勉強する(今日、その効果を指摘する人もいるほどです)。学習の場所を複数設定する(電車の中、コンビニの店内など)。授業をしないで、カリキュラムは本人に決めさせてトレーニングさせるといったものがこれにあたります。つまり、「他人から見たら勉強しているようには見えない(あるいは自分自身では勉強しているつもりはない)のに結果的に勉強が仕上がっている」状態を作り出そうという方法です。

以上。思い当たる範囲で書いてみましたが、それぞれの方法については「向き不向き」が確実に存在するので、自分の子供には(あるいは自分自身なら)どのような指導(あるいは方法)が向いているか考えながら良いものを選び出せると良いですね。
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第五十二回担当
『どのように勉強をさせますか』
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