江戸時代初期の剣豪、宮本武蔵はその著書『五輪の書』で次のとおり述べました。『千日の稽古を鍛、万日の稽古を錬とする。』今の言葉で言えば、千日(約2.7年)のトレーニングが鍛、一万日(約27年)のトレーニングが錬、つまり、とんでもなく長く練習し続けることが『鍛錬だ』と言うことになるでしょうか。おそらく、たいていの芸事、スポーツ全般や芸術、音楽、芸能、職人としての技能などについてはそれが言えると思います。おそらく、一生が修行と言ってもいいのでしょうし、実際、そうと信じて取り組んでいらっしゃる方も多いのではないでしょうか。

ただし、『受験勉強』については、それは当てはまりません。理由は二つあります。一つは、『芸事』については『基本的に好きでやっている』から人との間に差をつけるためにはそのぐらいトレーニングを続けなければならないのに対して、『受験勉強』は『ほとんどの人がいやいややっている』ので『人と差をつける』ためにそこまでトレーニングをする必要がないということ。もう一つは、『受験勉強』はあくまでも『何か』を始めるための『スタートライン』でしかなく、そのようなことにあまり時間をかけられない(本当に大事なのは受かった後ですからね)ということです。

だとすれば、受験勉強に限って言えば『千日の鍛、万日の錬』はどうなるのか。おそらく、『百日の鍛、千日の錬』ということになるだろうと私は考えます。つまり、短期的な成果を出そうと思えば百日間机に向かってテストの練習(テストに出る問題、具体的にはワークの練習のことです)をすれば十分であるし、長期的な成果を出そうとすれば千日間机に向かってテストの練習をすれば十分だということです。実際、3ヶ月くらい一生懸命やっていたなと認める人で成績の上がらなかった人を見たことがありませんし、3年間もしっかりやっていたなという人であれば『3年前には想像もしなかったレベル』の高校や大学に受かったり、または『難関』と呼ばれる資格を手にしているのです。

『勉強なんてマジ無理。連続百日なんてやったら死ぬ!』そういう反論をする人もきっといるでしょう。(だからこそ、『今の成績』になっているわけです。)それは違います。そもそも、『百日』机に向かえと言ったのであって、『百日連続』で机に向かえと言ったのではありません。『週5日』のペースで机に向かえば20週間(およそ5ヶ月)、『週4日』であれば25週間(およそ半年)で良いのです。おそらく、小中学生であればこれだけですさまじい成績アップを期待できます。しかも、芸事と違って必要な時間は小中学生で1日30〜90分。高校生だとすれば1日90分〜180分、大人であれば1日30分〜90分ということ(高校生と比べて短いということになりそうですが、大人が確保できる時間は『何もしていない場合を除けば』このあたりが限界かと)になります。さらに、それが累積して1000日になったら。想像するだけで恐るべき成果(『ビリギャル』の『神話』と同等、あるいはそれを越える成果になる可能性も十分ありえます)になることでしょう。

とはいえ、やはり『百日』机に向かうと思うのはつらいですから、まずは『一週間に4〜5日』机に向かうことからはじめましょう。実際に机に向かったのが『2〜3日』だったとしてもそれは『ご愛嬌』。積み重ねていけば、あっという間に『100日』、気づいたら『1000日』達成できるようになっているはずです。そうなるころには『百日の鍛、千日の錬』の意味を『身体』のレベルで理解できるようになると思いますよ。

 


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