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 プロフィールにも書きましたが、私の趣味の一つに麻雀があります。「ギャンブル「タバコ」「オッサン」のように悪いイメージがつきまとうこの遊戯、なぜか私の心をとらえて離さないのです。ただ、私はギャンブルには全く興味がありません。何度か友達についていったこともあるのですが、結局おもしろさは分からずじまい。宝くじすら買いません。ちなみにタバコも吸いません。まあ、「オッサン」は当てはまりますが…。そんな私は最近、なぜ自分がそんなに麻雀に熱中するのか考えるようになったのです。
ときに皆様、人生は運でしょうか、実力でしょうか?急に話が変わるのですが、少々お付き合いを。人生はもちろん実力だ、と言いたいところです。しかし、ある程度生きていると、そう簡単に綺麗事では行かないことに嫌でも気づいてしまうわけです。もちろん、努力した人ほど充実した素晴らしい人生を送ることができる可能性は高い。ただ、そんな人でも突然不慮の事故死を遂げる人もいますし、生まれた時点で捨てられてしまう赤ちゃんもいるわけです。頑張りようがなく、無念のまま人生を終える人も少なくない。
反対に経済的に余裕がある家庭に生まれ、高度な教育を受け、十分な能力と財力を持って社会に出ていく人もいる。そもそも、日本に生まれるか北朝鮮に生まれるかだけでも、雲泥の差があるわけです。
そう考えると、人生を左右するのは「実力(努力)」なのか、「運」なのか、という問いは非常に難しく、無難に「半々くらいなのかな」と思ってしまう。
実はその辺りの「ゆらぎ、あいまいさ」が麻雀とそっくりなんですね。私が麻雀に夢中になるのは、そこに理由があるのではないか、と最近感じ始めたのです。
ここで簡単に麻雀のシステムを説明すると、「4人でやる、ちょっと複雑なポーカー」をイメージしてもらえると分かりやすいかもしれません。最初、4人に13個ずつ牌(カードにあたるもの)が配られます。自分の順番が来たらその13個の中から1つ要らない牌を捨て、新しく1つもらう、の繰り返しを行う。それを繰り返すことで、バラバラだった牌を整えていき、指定された並びにした人が勝ちです。当然、早さが勝負ですし、難しい並びにできたほうが得点も高いわけです。
   
   ※ここからは、(    )内は麻雀がお分かりの方だけがお読み下さい。

この麻雀の勝負の過程、正に人生そっくりだな、と思うのです。まずは牌を配られる時点。これが出生〜10歳あたりでしょうか。経済的に余裕があり、教育水準も高い家庭(=配牌で白ドラ3)に生まれるかもしれないし、育児放棄の家庭(=7種7牌)に生まれるかもしれない。自分の力では如何ともしがたいですが、とにかくそこから始めるしかない。そして、中学生以降くらいからは自らの力と意思で人生を切り開いていく時期に入ります。A高校ではなく、B高校を選ぶ。就職はC社を蹴ってD社に入社する。そして、Eちゃんと別れ、Fちゃんと結婚する。これは正に、麻雀で新しく1つもらって、要らない牌を1つ捨てるのにそっくりです。人生に何度かは、転職のようなリスク(=リーチ)をおかして勝負しなくてはならないことも。
そして、人生の終末期(=18巡目)には、自分の人生の最終形が見えてくる。経済的に余裕のある人生(=タンヤオドラ5)、お金には縁がなくとも美しい人生(=鳴き純チャン)、無理しすぎて体を壊し短命だった人生(=親満フリコミ)、途中で野心を諦めて無難に過ごした人生(=ベタオリ)。
1回1時間程度の他愛ないゲームに人生を感じてしまう私は、「麻雀」と書かれた牌を捨てずに手中に留め、今後の人生を歩んでいくことになりそうです。

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つくばゼミ ・ 城北進研
『麻雀と人生』
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鈴木聡亮 先生
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